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低金利のフリーローンおすすめ7選!審査のポイントや選び方も解説

1度にまとまったお金を借りられるフリーローンは、低金利な商品が多いです。

フリーローンを提供している金融機関は多く、どれを選べばいいか迷いがち。

フリーローンには契約までに来店が必要な商品もあるため、特徴を確認して選ばなければいけません。

契約して借り入れをするには、審査に通る必要もあります。

低金利のフリーローンで、おすすめを8種類紹介。

審査のポイントやフリーローンの選び方も解説します。

目次

低金利のフリーローン7選をランキングで紹介

全国から利用できるおすすめのフリーローンは、以下の通りです。

フリーローン みずほ銀行多目的ローン(無担保) 三井住友銀行のフリーローン 住信SBIネット銀行の多目的ローン 住信SBIネット銀行のフリーローン りそな銀行のりそな多目的ローン りそな銀行のフリーローン イオン銀行フリーローン
金利(年) ・変動金利:5.875%
・固定金利:6.850%
5.975% 2.975~4.975% 3.775~12.000% 6.975~8.975% 6.000~14.000% 3.800~13.500%
利用限度額 10万円~300万円 10万円~300万円 10万円~1,000万円 10万円~1,000万円 10万円~500万円 10万円~500万円 10万円~700万円
申込方法 ・Web
・窓口
・Web
・ローン契約機
・電話
Web Web Web Web Web
契約方法 ・窓口
・郵送
ローン契約機 Web Web Web Web 郵送
最短審査時間 必要書類提出後最短翌営業日 数時間~2営業日以内※仮審査結果 数時間~2営業日以内
※仮審査結果
最短翌営業日 最短翌営業日 1週間程度
最短融資時間 2週間程度 2週間程度 2週間程度 2週間程度 契約書到着から1~2週間
返済期間 6ヶ月~7年 1年~10年 1年~10年 1年~10年 1年~10年 1年~10年 1年~8年
手数料 印紙代などの諸費用 ・印紙代
・繰り上げ返済時に5,500円(税込)
融資額の2.0%に相当する事務手数料 融資額の2.0%に相当する事務手数料 印紙代 印紙代 ・事務手数料2,750円(税込)
・印紙代

フリーローンとは、自由な目的でお金を借りられるローン商品です。

借りたお金の使い道が事前に決まっていれば、必要な金額だけ借り入れできます。

フリーローンは、繰り返し借りられるカードローンと比較して低金利の商品が多い傾向です。

繰り返し借りる必要がなく、利息を抑えて借りたい人は、フリーローンに申し込みましょう。

フリーローンと多目的ローンの違いは利用目的の広さ

フリーローンと似た商品に、多目的ローンがあります。

両者の違いは、借りたお金の使い道です。

長野ろうきんでは、借りたお金の使い道を以下のように定めています。

商品 借りたお金の使い道
フリーローン 自由
※事業性資金、投機性資金、負債整理資金は除く
多目的ローン 生活費に必要な費用
・旅行費用
・趣味の費用
・結婚費用
・葬儀費用
・物品、家具、耐久消費財購入費
・他社からの借り換え
※ 納税資金、事業資金、投機性資金、負債整理資金は除く

多目的ローンはフリーローンより制限が多い商品です。

一部金融機関では、フリーローンと同じ意味で「多目的ローン」という商品名を利用しています。

1つの金融機関で両方の商品が扱われているときは、借りたお金の使い道が違う傾向です。

多目的ローンを利用するなら、借りたお金の使い道を確認した上で申し込みましょう。

みずほ銀行多目的ローンは他のローンを利用していると金利引き下げがある

金利(年) ・変動金利:5.875%
・固定金利:6.850%
利用限度額 10万円~300万円
申込方法 ・Web
・窓口
契約方法 ・窓口
・郵送
最短審査時間
最短融資時間
返済期間 6ヶ月~7年
手数料 印紙代などの諸費用

みずほ銀行多目的ローンは、以下の条件を満たすと金利引き下げを受けられます。

条件 金利引き下げの内容
みずほ銀行で証書貸付ローンを利用中または過去に利用した人 年0.100%金利引き下げ
みずほ銀行の住宅ローンを利用中または完済した人 みずほ銀行多目的ローン[住宅ローン利用者専用口]を利用可能
・変動金利:年3.375%
・固定金利:年4.250%

証書貸付ローンとは、フリーローンと同様に繰り返しの借り入れができないローンです。

住宅ローン利用者なら、年2.0%程度の金利が引き下げられます。

みずほ銀行多目的ローンは、もともと低金利の商品です。

金利引き下げを受けられれば、よりお得に借り入れできます。

みずほ銀行多目的ローンで借りたお金は、原則自由な目的に利用可能です。

利用するには見積書や契約書で資金使途を確認できなければいけません。

みずほ銀行の証書貸付ローンや住宅ローンを利用している人は、みずほ銀行多目的ローンに申し込みましょう。

三井住友銀行のフリーローンは省エネ性能機器購入目的なら金利が年3.0%下がる

金利(年) ・変動金利:5.875%
・固定金利:6.850%
5.975%
利用限度額 10万円~300万円 10万円~300万円
申込方法 ・Web
・窓口
・Web
・ローン契約機
・電話
契約方法 ・窓口
・郵送
ローン契約機
最短審査時間 必要書類提出後最短翌営業日
最短融資時間
返済期間 6ヶ月~7年 1年~10年
手数料 印紙代などの諸費用 ・印紙代
・繰り上げ返済時に5,500円(税込)

三井住友銀行のフリーローンは、省エネ性能機器の購入や設置を目的として借り入れすると、金利が年3.0%引き下げられる商品です。

以下の機器が省エネ性能機器に当たります。

  • 太陽光発電システム
  • エコウィル(クリーン都市ガス発電)、
  • エコジョーズまたはエコキュート(省エネ性能給湯器)
  • 太陽熱高度利用システム

さらに以下の条件を満たせば、住宅ローン利用者も年3.0%の金利引き下げを受けられます。

  • 返済の遅延がない
  • 住宅ローンの返済用預金口座と同一口座を返済用口座に指定する

金利引き下げの併用は不可能で、最大3.0%金利が低くなります。

100万円借りて毎月2万円ずつ返済したときの利息の差は、以下の通りです。

金利 利息
5.975% 158,773円
2.975%(3.0%引き下げ後) 72,111円

参考:返済回数試算シミュレーション│三井住友銀行

3.0%金利が下がると、利息を節約できます。

三井住友銀行のフリーローンは、年2回4月と10月に金利の見直しがある商品です。

契約するには、ローン契約機まで出向かなければいけません。

自宅の近くに店舗があり、省エネ性能機器の購入や住宅ローンの利用を予定している人は、三井住友銀行のフリーローンに申し込みましょう。

住信SBIネット銀行の多目的ローンはWeb完結で申し込める

金利(年) 2.975~4.975%
利用限度額 10万円~1,000万円
申込方法 Web
契約方法 Web
最短審査時間 数時間~2営業日以内
※仮審査結果
最短融資時間 2週間程度
返済期間 1年~10年
手数料 融資額の2.0%に相当する事務手数料

住信SBIネット銀行の多目的ローンは上限金利が4.975%と低く、Web完結で申し込める商品です。

契約までWebでできて、郵送や来店の必要もありません。

以下の条件を満たせば、金利の引き下げが受けられます。

金利引き下げの条件 引き下げられる金利
・ローン申し込み時点でSBI証券保有登録済みである
・申込日前日時点でカードローンの契約をしている
0.5%
申し込み前日時点で住宅ローン残高がある 1.0%

金利引き下げの併用はできません。

住信SBIネット銀行の多目的ローンで借りたお金は、以下の目的で使えます。

  • ブライダル
  • 引っ越し
  • 旅行
  • 歯科治療
  • エステ
  • 家具、家電の購入費用
  • 学費
  • 学習関連費

目的のために借りたお金が使えるなら、低金利で借りられてWeb完結も可能な住信SBIネット銀行の多目的ローンを選びましょう。

住信SBIネット銀行のフリーローンは資金使途証明書不要で借りられる

金利(年) 3.775~12.000%
利用限度額 10万円~1,000万円
申込方法 Web
契約方法 Web
最短審査時間 数時間~2営業日以内
※仮審査結果
最短融資時間 2週間程度
返済期間 1年~10年
手数料 融資額の2.0%に相当する事務手数料

住信SBIネット銀行のフリーローンは、資金使途証明書不要で利用できる、カードローンよりも低金利な商品です。

資金使途証明書とは借りたお金の使い道を確認できる書類のこと。

住信SBIネット銀行のフリーローンは書類が少なくて済むので、契約しやすいです。

多目的ローンよりは金利が高くても、住信SBIネット銀行カードローンの年14.790%より低い金利で利用できます。

多目的ローンと同様に、カードローンや住宅ローンの契約で金利引き下げも可能です。

住信SBIネット銀行のフリーローンは繰上げ返済に対応していて、手数料はかかりません。

繰り上げ返済によって返済期間を短縮すると、利息が少なくて済みます。

金利年12.0%で100万円借りたとき、返済期間による利息の違いは以下の通りです。

返済期間 利息
10年間 722,500円程度
7年間 483,800円程度
5年間 335,600円程度

参考:返済額試算│住信SBIネット銀行

資金使途証明書なしで、できるだけ低金利で借りられるフリーローンを希望する人は、住信SBIネット銀行のフリーローンを選びましょう。

りそな銀行のりそな多目的ローンは支払先が別の資金も借りられる

金利(年) 6.975~8.975%
利用限度額 10万円~500万円
申込方法 Web
契約方法 Web
最短審査時間 最短翌営業日
最短融資時間 2週間程度
返済期間 1年~10年
手数料 印紙代

りそな銀行のりそな多目的ローンは、支払先が別の資金も分割で借りられる、上限金利年8.975%の商品です。

一度契約した後でも、3ヶ月以内に3回までなら別の目的で借り入れできます。

多目的ローンで借りたお金の使い道は、以下の通りです。

  • パソコン、家電、家具購入資金
  • 結婚資金
  • 旅行資金
  • 引っ越し費用
  • 借り換え資金

健全な消費性資金と認められれば、借り入れできます。

りそな銀行のりそな多目的ローンは、借り換え目的で利用するときに年8.975%が適用される仕組みです。

借り換え以外の目的で利用するなら、年6.975%で借りられます。

住宅ローン利用者なら、年3.0%の金利引き下げが受けられ、お得です。

りそな銀行でフリーローンを利用している人や、複数の目的でお金を借りたい人は、りそな銀行の多目的ローンに申し込みましょう。

りそな銀行のフリーローンは借入残高10万円以上でポイントが貯まる

金利(年) 6.000~14.000%
利用限度額 10万円~500万円
申込方法 Web
契約方法 Web
最短審査時間 最短翌営業日
最短融資時間 2週間程度
返済期間 1年~10年
手数料 印紙代

りそな銀行のフリーローンは、借入残高10万円以上でポイントが貯まる商品です。

金利の上限は年14.000%で、ポイントが貯まればポイントを活用して実質利息を安くできます。

月中の平均残高が10万円以上で、20ポイント付与される仕組みです。

貯めたポイントは他社ポイントとの交換やキャッシュバックに使えます。

交換先の例と交換レートは以下の通りです。

交換先 りそなクラブポイント→他社ポイント
キャッシュバック 100ポイント→70円
dポイント 100ポイント→dポイント100ポイント
マイル 100ポイント→JALマイルまたはANAマイル50マイル
Tポイント 100ポイント→Tポイント90ポイント

りそな銀行の住宅ローンを利用している人は、年0.5%の金利引き下げが適用されます。

ポイントや住宅ローン利用によって利息を引き下げたい人は、りそな銀行のフリーローンに申し込みましょう。

イオン銀行フリーローンはインターネットバンキングで手軽に繰り上げ返済できる

金利(年) 3.800~13.500%
利用限度額 10万円~700万円
申込方法 Web
契約方法 郵送
最短審査時間 1週間程度
最短融資時間 契約書到着から1~2週間
返済期間 1年~8年
手数料 ・事務手数料2,750円(税込)
・印紙代

イオン銀行フリーローンは、手軽に繰り上げ返済できる利息の節約に効果的な商品です。

繰り上げ返済は、以下の方法で行えます。

  • インターネットバンキング
  • イオン銀行店舗

インターネットバンキングなら1万円以上1円単位での返済が可能です。

少しでも余裕のあるときに返済すれば、返済期間が短くなり利息も少なく済みます。

繰り上げ返済手数料はかかりません。

6ヶ月ごとのボーナス月に増額して返済する方法にも対応しています。

イオン銀行フリーローンは、来店不要で契約可能です。

Web契約には対応していないため、郵送で契約を済ませましょう。

手軽に繰り上げ返済をして利息を節約したい人は、イオン銀行フリーローンに申し込みましょう。

地方銀行のフリーローンにも低金利の商品がある

地方銀行のフリーローンにも、低金利の商品があります。

地方銀行のフリーローンは、銀行の営業区域内に住んでいる人しか利用できない商品が多い傾向です。

地方銀行の低金利で借りられるフリーローンの例は、以下の通りです。

地方銀行のフリーローン 金利(年)
きらぼし銀行フリーローン 1.7~13.8%
関西みらい銀行フリーローン 6.0~14.0%
広島銀行フリーローンマイライフプラス(分割返済型) 3.3~13.3%

普段から以下の取引がある人は、信用を得やすいメリットがあります。

  • 給与振込に利用している
  • 公共料金の引き落とし口座に指定している

銀行が口座の状況を把握しているため、返済能力があると判断されやすいです。

普段から取引している地方銀行がある人は、フリーローンの内容をチェックしましょう。

きらぼし銀行フリーローンは借り換えにもおすすめ

金利(年) 1.7~13.8%
利用限度額 10万円~1,000万円
利用条件 住まいまたは勤め先の所在地がきらぼし銀行本支店の営業地域内にある人

きらぼし銀行のフリーローンは上限の金利は年13.8%と低めの設定で、借り換えにもおすすめの商品です。

現在年18.0%の金利で50万円借りているとして、利息を比較しましょう。

返済期間は5年間とします。

借り換え前 261,800円程度
借り換え後 194,900円程度

参考:カードローンのかんたん返済額シミュレーション│E-LOAN

借り換えすれば、約7万円も利息を節約できます。

複数の借り入れがあるときに1本化する、おまとめローンとしても利用できます。

きらぼし銀行のフリーローンは、住まいまたは勤め先の所在地がきらぼし銀行本支店の営業区域内にある人しか申し込めません。

きらぼし銀行のフリーローンは、安定収入を得ていれば以下の勤務形態でも申込可能です。

  • パート
  • アルバイト
  • 派遣社員
  • 契約社員

勤務形態が不安な人も、申し込みやすい商品です。

借り換えやおまとめを目的として低金利のフリーローンを探している人は、きらぼし銀行のフリーローンを選びましょう。

関西みらい銀行フリーローンは固定金利で計画的に返済できる

金利(年) 6.0~14.0%
利用限度額 1万円~500万円
利用条件 関西みらい銀行の口座を持っている人

関西みらい銀行フリーローンは固定金利で、返済期間中に金利の見直しがありません。

金利の見直しがあると、返済額や利息額が変わる可能性もあります。

関西みらい銀行フリーローンは、当初予定した通り計画的に返済できる商品です。

住宅ローンを契約している人は年0.5%金利引き下げが適用され、上限金利年13.5%で借り入れできます。

関西みらい銀行のフリーローンは、口座を持っている人向けの商品です。

Web完結で契約できて、来店の必要もありません。

口座がある人や住宅ローンを利用している人は、関西みらい銀行のフリーローンに申し込みましょう。

広島銀行フリーローンは口座があれば低金利で借りられる

金利(年) 3.3~13.3%
利用限度額 10万円~300万円
利用条件 広島銀行の口座を持っている人

広島銀行では、口座のある人がより低金利で借入可能です。

広島銀行には、2種類のフリーローンがあります。

フリーローン 口座の必要性 金利(年)
マイライフプラス(分割返済型) 必要 3.3~13.3%
<ひろぎん>ハローローンワイド 不要 2.5~14.6%

マイライフプラス(分割返済型)は黄砂がある人専用の商品で、<ひろぎん>ハローローンワイドより低金利です。

利用可能地域に制限はありません。

しかしキャッシュカードを持っていない人は利用できず、近くに支店がない人は使いにくいです。

広島銀行のキャッシュカードを持っている人は、広島銀行フリーローンマイライフプラス(分割返済型)に申し込みましょう。

会員なら低金利で借りられるフリーローン2選

以下の借入先のフリーローンは、会員なら低金利で借りられます。

借入先 会員になる条件
ろうきん ・ろうきんに出資している労働組合の所属者
・ろうきんに出資している生活協同組合の組合員と同一生計の家族
・個人で出資して会員になっている人
JAバンク ・農業従事者
・個人で出資して会員になっている人

ろうきんは働く人の福祉機関金融機関として、会員が有利に利用できるサービスを提供しています。

非営利を原則としていて、融資商品も低金利です。

JAバンクは農業従事者や地域向けの金融機関として、融資商品を提供しています。

会員になっている人は、フリーローン商品を利用しましょう。

ろうきんではフリーローンと多目的ローンが提供されている

ろうきんではフリーローンと目的ローンが提供されています。

利用先のろうきんによっては、商品の選択も可能です。

自宅や勤務先がある地域のろうきんを利用するルールなので、利用できるろうきんの商品を選んで借りましょう。

 

ろうきん フリーローンの金利(年) 多目的ローンの金利(年)
北海道ろうきん 5.500~7.700%
東北ろうきん 3.400~4.900%
中央ろうきん 5.625~6.105%
新潟ろうきん 3.800~4.200%
長野ろうきん 6.200% 3.050?3.780%
静岡ろうきん 2.500~3.700%
北陸ろうきん 4.525%~5.700%
東海ろうきん 1.800~2.500%
近畿ろうきん 2.700~3.200%
中国ろうきん 8.775%
四国ろうきん 6.425~7.425% 5.600%
九州ろうきん 3.900~8.200%
沖縄ろうきん 3.800~9.800%

いずれのろうきんを利用しても、上限金利は年10.0%より低いです。

自分が利用できるろうきんのフリーローンまたは多目的ローンの金利を、確認しましょう。

JAバンクのフリーローンは利用先のJAによって金利が異なる

JAバンクのフリーローンは、利用先によって金利が異なります。

金利の例は以下の通りです。

地域 JAバンク フリーローンの金利(年)
北海道 JA東神楽 4.050~7.250%
岩手県 JAいわて平泉 5.875~9.700%
福島県 JA会津よつば 4.800~9.800%
群馬県 JAたのふじ 4.975%
埼玉県 JAあさか野 4.775~8.175%
岐阜県 JAぎふ 6.600~10.000%
三重県 JA鈴鹿 2.500~3.500%
大阪府 JA北河内 4.975~5.925%
奈良県 JAならけん 6.725~10.625%
岡山県 JA晴れの国岡山 4.975~5.925%
高知県 JA高知県 1.700%
佐賀県 JA伊万里 3.000%
鹿児島県 JAさつま日置 3.000~5.000%

地域によって金利の設定が違い、低い地域なら2.0%程度の金利で借り入れできます。

金利が高めのJAバンクでは、10.0%程度のケースも。

金利は店頭やJAバンク公式サイト「JAネットローン」のページで確認可能です。

自宅近くのJAで取り扱われているフリーローンの金利を確認して、銀行のフリーローンと比較しましょう。

自分に合うフリーローンを選ぶ方法

自分に合うフリーローンを選ぶ方法は、以下の通りです。

  • フリーローンの上限金利に注目して選ぶ
  • 必要な金額が借りられるか上限額をチェックする
  • 繰り上げ返済の際に手数料がかからない借入先を選ぶ
  • 申込方法が便利なフリーローンを選ぶ

フリーローンは多くの金融機関で取り扱われています。

自分が利用できる複数の借入先を比較して、利用しやすい商品を選ばなければいけません。

低金利のフリーローンを探している人は、まず金利からチェックしましょう。

低金利でも、必要な金額が借りられないと困ります。

繰り上げ返済をすると利息の節約が可能です。

繰り上げ返済のたびに手数料が必要だと、利息の節約になりません。

申し込みが手軽な商品だと、申し込みやすいです。

フリーローンごとの特徴を確認して、自分に合う商品を選びましょう。

フリーローンの上限金利に注目して選ぶ

フリーローンの金利を比較して選ぶときは、上限金利に注目しましょう。

フリーローンの金利には、一部商品を除いて下限と上限があります。

フリーローン 金利
三井住友銀行のフリーローン 5.975%
住信SBIネット銀行のフリーローン 3.775~12.000%
りそな銀行のフリーローン 6.000~14.000%

三井住友銀行のフリーローンは、金利が1種類のみです。

借入額がいくらになっても、金利は変わりません。

金利に下限と上限が設けられているフリーローンでは、審査結果によって適用される金利が決まる仕組みです。

金利は、以下のときに高くなる傾向があります。

  • 初めて申込先金融機関のローンを利用するとき
  • 借入額が少額のとき

申込先の金融機関で過去に延滞なく支払っていれば、返済能力があると認めてもらいやすいです。

初めてローンに申し込むときは返済してくれるか分かりません。

返済状況が分からず、高い金利が設定されるケースもあります。

最も高い金利に設定されたときを想定して、上限金利の低いフリーローンを選びましょう。

上限金利の低いフリーローンは、以下の通りです。

フリーローン 金利
住信SBIネット銀行の多目的ローン 4.975%
三井住友銀行のフリーローン 5.975%
みずほ銀行多目的ローン(無担保) 6.850%
りそな銀行のりそな多目的ローン 8.975%

必要な金額が借りられるか上限額をチェックする

フリーローンを選ぶときは、必要な金額が借りられるか上限額もチェックしましょう。

海外留学で450万円程度必要なのに上限額が300万円のフリーローンを選ぶと、お金を借りる意味がありません。

フリーローンの上限額は、商品によって異なります。

フリーローン 利用限度額
・みずほ銀行多目的ローン(無担保)
・三井住友銀行のフリーローン
300万円
・りそな銀行のりそな多目的ローン
・りそな銀行のフリーローン
500万円
イオン銀行フリーローン 700万円
・住信SBIネット銀行の多目的ローン
・住信SBIネット銀行のフリーローン
1,000万円

フリーローンを選ぶ前に、いくら必要か明確にしなければいけません。

必要な金額が分かったら、目的に合うだけ借りられる借入先を選びましょう。

繰り上げ返済の際に手数料がかからない借入先を選ぶ

繰り上げ返済を予定している人は、返済時に手数料がかからない借入先を選びましょう。

繰り上げ返済とは、決められた返済額よりも多く返済して、早めに返済を済ませる方法です。

フリーローンの利息は日割りで計算するため、早く返済するほど利息を抑えられます。

イオン銀行のフリーローンで100万円借りたとき、返済期間による利息の違いは以下の通りです。

金利は年13.5%とします。

返済期間 利息
8年間 640,400円程度
6年間 464,300円程度
4年間 299,600円程度

参考:返済額シミュレーション(フリーローン)│イオン銀行

8年間で返済する予定を6年間に短縮すると、176,100円利息を節約できます。

繰り上げ返済で手数料がかかると、繰り上げ返済をした回数だけ余分なお金を払わなければいけません。

三井住友銀行のフリーローンでは、繰り上げ返済時に5,500円(税込)の手数料が必要です。

繰り上げ返済を5回すると、27,500円手数料がかかります。

繰り上げ返済で利息を減らす予定のある人は、手数料のかからない以下のフリーローンを選びましょう。

  • 住信SBIネット銀行の多目的ローン
  • 住信SBIネット銀行のフリーローン
  • りそな銀行のりそな多目的ローン
  • りそな銀行のフリーローン
  • イオン銀行フリーローン

契約方法が便利なフリーローンを選ぶ

フリーローンを選ぶときは、契約方法にも注目しましょう。

フリーローンの契約方法は、以下の通りです。

契約方法 フリーローン
・窓口
・郵送
みずほ銀行多目的ローン(無担保)
ローン契約機 三井住友銀行のフリーローン
Web ・住信SBIネット銀行の多目的ローン
・住信SBIネット銀行のフリーローン
・りそな銀行のりそな多目的ローン
・りそな銀行のフリーローン
郵送 イオン銀行フリーローン

三井住友銀行のフリーローンは、ローン契約機に出向かなければ契約できません。

自宅や職場の近くに店舗がない人は、利用できない商品です。

住信SBIネット銀行やりそな銀行のフリーローンは、Webで契約可能。

遠方に住んでいる人でも、手軽に申し込めます。

時間はかかりますが、みずほ銀行多目的ローン(無担保)やイオン銀行フリーローンは郵送で契約できます。

近くに店舗がない人や、外出が難しい人は郵送を選択してください。

契約の流れも確認して、無理なく利用できるフリーローンを選びましょう。

フリーローンとは借りたお金を自由な目的に使えるローン商品

フリーローンとは、借りたお金を原則自由な目的に利用できるローン商品です。

借りる側のニーズに応えられるよう、資金使途を制限していません。

フリーローン

使用目的を制限しないローンです。結婚資金、旅行資金、保険適用外の手術や入院にかかる費用など、借りる側のニーズに柔軟に応えることができます。

出典:フリーローン│全国銀行協会

借りたお金の使い方は原則自由でも、商品によって一部利用できない目的があります。

  • 事業性資金
  • 投機性資金
  • 負債整理資金

投機性資金とは、相場の変動によって利益を得ようとする短期的な取引に使うお金です。

  • 株式投資(短期間で売買するケース)
  • FX

負債整理金とはおまとめローンとしての利用で、複数の借り入れをフリーローンでまとめる借り方を言います。

負債整理金としての使い方を認めている商品もあるため、おまとめに利用したい人は商品概要を確認して申し込みましょう。

フリーローンでは、繰り返しの借り入れができません。

一度借りたら、返済のみをする商品です。

まとまったお金が必要なときにフリーローンを活用しましょう。

フリーローンとカードローンの違いは融資の形式

フリーローンと同じように借りたお金を自由な目的で使えるのが、カードローンです。

両者の違いは、以下の通りです。

商品 フリーローン カードローン
金利 低め 高め
繰り返しの借り入れ ×
融資スピード 1~2週間程度 最短即日
在籍確認なし ×
Web完結
借りたお金の使い道 申込時点で決まっている必要がある 申込時点で決まっていなくてもよい
総量規制 対象外 対象
向いている人 ・低金利で借りたい人
・借り過ぎが心配な人
・繰り返し借りたい人
・急いで借りたい人
・在籍確認なしで借りたい人

金利を比較すると、フリーローンが低めです。

カードローンは、繰り返し借り入れが可能な商品。

何度も借りているうちに返済が滞るリスクも高く、リスクに備えて金利が高めです。

融資スピードはカードローンの方が早く、最短即日融資にも対応できます。

カードローンなら、在籍確認の電話なしでの借り入れも可能です。

総量規制とは貸金業法に定められているルールで、年収の3分の1超の借り入れが制限されます。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。

出典:1 お借入れは年収の3分の1までです│日本貸金業協会

貸金業法に従う必要があるのは、貸金業者のみです。

銀行やろうきんといった金融機関は貸金業者ではないため、総量規制の対象になりません。

できるだけ低金利で借りたい人や、借り過ぎが心配な人にはフリーローンが向いています。

繰り返し借りたい人や急いで借りたい人は、カードローンを選びましょう。

フリーローンは即日融資ができないので急ぐならカードローンを選ぶ

フリーローンは即日融資に対応できないため、借り入れを急ぐ人はカードローンを選びましょう。

即日融資にも対応できる借入先は、以下の通りです。

カードローン 金利(年) 利用限度額 最短融資時間
プロミス 4.5~17.8% 1万円~500万円 最短25分
※お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。
アイフル 3.0~18.0% 1万円~800万円 最短20分
※WEB申込の場合
※お申込の状況によってはご希望に添えない場合がございます。
SMBCモビット 3.0~18.0% 1万円~800万円 最短当日
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
アコム 3.0%~18.0%
※契約極度額100万円以上の場合、3.00%~15.00%
1万円~800万円 最短30分
レイク 4.5%~18.0% 1万円~500万 Webで最短25分融資も可能
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込が可能。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
三井住友カード カードローン 1.5~15.0% 10万円~900万円 最短5分(振込)
※最短5分発行は、新規契約時点でのご利用枠は50万円でのお申込みとなります。
※最短5分発行 受付時間:9:00~19:30

銀行カードローンは、審査のシステム上即日融資に対応できません。

即日借り入れを希望する人は、消費者金融のカードローンや信販系カードローンを選びましょう。

以下のカードローンは、電話連絡なしでの申し込みも可能です。

  • プロミス
  • アイフル
  • SMBCモビット
  • アコム
  • レイク

電話連絡が不安な人は、電話による在籍確認を避けられる可能性があるカードローンを選びましょう。

目的型ローンは資金使途が明確に決まっている商品

フリーローンとは違い、借りたお金の使い道(資金使途)が明確に決まっている商品は、目的型ローンです。

以下のローンが目的型ローンに当たります。

  • 教育ローン
  • マイカーローン
  • トラベルローン
  • デンタルローン

フリーローンや多目的ローンとの違いは、以下の通りです。

商品 フリーローン 目的型ローン
金利 低め フリーローンより低め
借りたお金の使い道 ・原則自由に使える
・申込時点で決まっている必要がある
商品で決められている目的にしか使えない
向いている人 自由な目的で借りたい人 低金利で借りたい人

目的型ローンの金利は、フリーローンよりも低めです。

三井住友銀行の商品で、金利を比較しましょう。

商品 金利(年)
フリーローン 5.975%
マイカーローン 4.475%
教育ローン 3.475%

銀行によっては、目的型ローンの種類が多いところもあります。

借入目的に合う目的型ローンがあるなら、目的型ローンを選びましょう。

楽天銀行の目的型ローンは3種類ある

楽天銀行の目的型ローンは、以下の3種類です。

ローンの種類 金利(年) 利用限度額
教育ローン 3.237~3.900% 1,000万円
ブライダルローン 7.000% 300万円
トラベルローン 11.500% 100万円

教育ローンがより低金利で借りられ、利用限度額も高めの設定です。

ブライダルローンやトラベルローンもあり、結婚資金や旅行資金の借り入れに利用できます。

多くの銀行でマイカーローンも提供されていますが、楽天銀行にはありません。

金利年1.9~14.5%のカードローン(楽天銀行スーパーローン)を、自動車購入費用として使うよう案内されています。

楽天銀行にはフリーローンもないため、借りるならカードローンまたは目的型ローンを選びましょう。

イオン銀行の目的型ローンは10種類

イオン銀行の目的型ローンの金利は年3.8~8.8%で、10種類あります。

ローンの種類 借りたお金の使い道
自動車ローン ・自動車購入費
・自動車の買い替え費用
・車検費用
・修理費用
・パーツ購入費用
・免許取得費用
教育ローン ・受験費用
・入学金
・進学費用
・資格取得費用
・留学費用
住宅ローン(利用者限定ローン) 家具や家電の購入資金
リフォームローン ・部屋の増築
・バリアフリー化
輝く女性サポートローン ・語学スクール通学費用
・ビジネススクール通学費用
・エステ
ペットローン ・ペットの購入費用
・トリミング
サブカルローン ・コレクションの充実
・ガジェットの購入資金
・交通費や宿泊費
デンタルローン ・インプラント
・矯正
・ホワイトニング
自転車ローン ・電動アシスト自転車購入
・ロードバイク購入
・修理費用
・パーツ購入費用
ビューティーローン ・ファッションアイテム購入費用
・保険適用外の美容医療費用

イオン銀行フリーローンの上限金利は、年13.5%です。

お金を使いたい目的に合っているなら、目的型ローンを選んだ方が利息を抑えられます。

50万円借りて5年で返済したとして、利息を比較しましょう。

ローンの種類 上限金利 利息
目的型ローン 年8.8% 119,800円程度
フリーローン 年13.5% 190,200円程度

参考:返済額シミュレーション(フリーローン)│イオン銀行

目的型ローンを選ぶと、7万円程度利息の節約が可能です。

お金を借りたい目的に合わせて、利用するローンを選びましょう。

フリーローンは借り換えに利用できるケースもある

フリーローンは、借り換えやおまとめに利用できるケースもあります。

借り換えとおまとめの違いは、以下の通りです。

ローンの種類 特徴
借り換え 1つのローンから別のローンに変更する
おまとめ 複数のローンをフリーローンで1つにまとめる

フリーローンによって、借り換えには利用できてもおまとめは認めていないといった決まりがあります。

以下の商品は、借り換え目的での利用を認めていません。

  • 三井住友銀行のフリーローン
  • 住信SBIネット銀行の多目的ローン

以下の商品は、借り換えも可能と明記しています。

  • りそな銀行のりそな多目的ローン
  • きらぼし銀行フリーローン(おまとめも可能)
  • 関西みらい銀行フリーローン(おまとめも可能)

借り換えやおまとめを目的としてフリーローンを選びたい人は、対応しているか確認した上で申込先を決めましょう。

フリーローンで借り入れしたときの利息をシミュレーション

フリーローンで借り入れしたときの利息を事前にシミュレーションしておくと、返済のイメージが掴みやすいです。

延滞すると、他のローン審査に通りにくくなります。

フリーローンを組むなら、返済まで意識して借りなければいけません。

返済で注目すべき点は、以下の通りです。

  • 利息
  • 月々の返済額

フリーローンで借りたお金は、商品ごとに決められた期間内で返済します。

三井住友銀行のフリーローンの返済期間は、1?10年です。

最長10年までの間で、返済を済ませるよう計画して申し込まなければいけません。

フリーローンでは、希望する返済期間によって最終的な利息と月々の支払額が決まる仕組みです。

無理なく返済できるよう、シミュレーションした上でフリーローンに申し込みましょう。

フリーローンで100万円借りたときのシミュレーション

フリーローンで100万円借りたときのシミュレーションを、住信SBIネット銀行のフリーローンを例に実施しました。

金利は年12.0%で試算しています。

返済期間 利息 月々の返済額
10年間 722,500円程度 14,300円程度
7年間 483,800円程度 17,700円程度
5年間 335,600円程度 22,200円程度
3年間 196,700円程度 33,200円程度

参考:返済額試算│住信SBIネット銀行

返済期間が短いと利息が少なくて済む半面、月々の返済額は高くなります。

3年間で返済すれば、月々3万円以上返済しなければいけません。

10年間で返済する計画を立てると、月々の返済額は1万5,000円程度で済みます。

月々返済に回せる金額はどの程度か計算した上で、無理なく返済できる金額を設定しましょう。

フリーローンで200万円借りたときのシミュレーション

住信SBIネット銀行のフリーローンで200万円借りたときのシミュレーションは、以下の通りです。

金利は年12.0%で試算しています。

返済期間 利息 月々の返済額
10年間 1,445,200円程度 28,600円程度
7年間 967,600円程度 35,300円程度
5年間 671,300円程度 44,500円程度
3年間 393,400円程度 66,400円程度

参考:返済額試算│住信SBIネット銀行

200万円借りて10年で返済すると、利息が150万円近くかかります。

3年間で返済できれば、利息は40万円程度です。

しかし月々の返済額が6万5,000円を超え、負担が大きくなります。

無理なく返済できる範囲で、できる限り利息を抑えられるよう、返済計画を立てましょう。

フリーローンの審査で見られるポイントは4つ

フリーローンの審査で見られるポイントは、以下の4つです。

  • 返済できるだけの安定収入があるか
  • 他社借入状況は悪くないか
  • 他社借入を延滞していないか
  • 在籍確認ができるか

フリーローンの審査は、主に返済能力を確かめています。

返済能力とは借りたお金を返す力で、返済能力がないとみなされれば審査に通りません。

返済能力を確認するためにチェックされるのが、収入と他社借入状況です。

収入がなければ返済できないため、重点的に見られます。

他社借入状況を確認するのは、返済に回せるお金の余裕があるかを測るためです。

在籍確認ができなければ、収入があるとみなされないケースもあります。

審査のポイントを事前に確認して、審査に通りそうならフリーローンに申し込みましょう。

フリーローンで借りたお金を返済できるだけの安定収入が必要

フリーローンの審査に通るには、借りたお金を返済できるだけの安定収入が必要です。

安定収入があるとみなされるには、毎月ほぼ同額の収入を得ていなければいけません。

収入にムラがある人や収入のない人は、審査に落ちる原因になります。

フリーローンでは、年収に条件が設けられているケースも。

三井住友銀行のフリーローンは、年収が200万円以上なければ申し込めません。

前年度税込年収が200万円以上(個人事業主の方は所得金額)で、現在安定した収入のある方(年金収入のみの方はご利用いただけません)

出典:商品詳細│三井住友銀行

イオン銀行フリーローンも、原則前年度税込年収が200万円以上必要です。

収入が原因で審査に通らない可能性のある人は、以下の対策をしましょう。

  • 年収制限のないフリーローンに申し込む
  • 長期の仕事に就く
  • 勤務形態が不安な人はパートやアルバイト申し込みOKの商品を選ぶ

りそな銀行のフリーローンは、パートやアルバイトでも申し込めると明記しています。

自分に合った商品を選んで、安定収入があると認めてもらいましょう。

他社借入状況が悪いとフリーローンの審査に落ちる可能性は高い

他社借入状況が悪いと、フリーローンの審査に落ちる原因になります。

  • 他社借入額が多い
  • 他社借入件数が多い

銀行のフリーローンでは、返済比率を重視します。

返済比率とは年収に対して返済が占める割合で、以下の式によって算出可能です。

返済比率=年間の返済額÷ 年収✕100

返済比率が30%~35%を超えると、フリーローンの審査に通る可能性は低いです。

年収300万円の人が、他社借入額と借入希望額を合わせて120万円の借り入れを希望すると、返済比率は40%。

返済が難しいと判断され、審査に通りません。

返済比率の調査では、カードローンやフリーローンの利用額が影響します。

他社借入額が多い人は、返済額が高くなりがちです。

年収の3分の1借りると返済比率が33%になります。

他社借入額が年収の3分の1近いと、借り入れは難しいです。

返済を進め年収の3分の1よりも少なくなってから、フリーローンに申し込みましょう。

借入件数が2件以上ある人も審査に通りにくい

借入額が少なくても、借入件数が2件以上あればフリーローンの審査に通りにくいです。

次々借りているうちに、返済できなくなると予想され、審査に通りません。

借入件数が多い人は、1ヶ所完済するまで待ってから新たなフリーローンに申し込みましょう。

他社の返済を延滞しているとフリーローンの審査に通らない

他社の返済を延滞していると、フリーローンの審査に通りません。

延滞については、ローン全般に加えて以下の返済状況も確認されます。

  • クレジットカードのショッピング代金
  • 分割払いで支払っている商品代

フリーローンの申込時点で延滞している人は、新たにお金を借りても返済は難しいと予想できます。

返済能力がないと判断されれば、フリーローンの審査には通りません。

ローンの延滞に関する記録は、信用情報機関に保管される仕組みです。

信用情報機関に保管された情報は、5年間残ります。

延滞している支払いがある人は、延滞解消から5年待って申し込みましょう。

在籍確認ができないとフリーローンの審査で不利になる

在籍確認ができないと、フリーローンの審査に通りにくい傾向です。

住信SBIネット銀行では、在籍確認が取れないと申し込みを取り下げるケースがあると案内しています。

正式審査中、勤務先の在籍確認のためにご登録いただいた勤務先にお電話させていただきます。在籍確認がとれない場合、申込みを取下げとさせていただく場合がございますのであらかじめご了承ください。

出典:ー多目的ローンー借入までの流れ│住信SBIネット銀行

在籍確認とは、勤め先に電話で連絡を入れて、申込者が働いているか確認する審査です。

電話で連絡すれば嘘がつけず、確実に働いているかチェックできます。

電話の内容は、以下の通りです。

審査担当者「(〇〇銀行の)△△ですが、□□さんはいらっしゃいますか?」

申込者「はい、□□です。」

電話を取った同僚「□□は本日休みを取っております。」「□□はただいま席を外しております。」

本人または同僚が対応し、働いている確認が取れれば、在籍確認は終了します。

銀行によっては、銀行名を名乗りません。

担当者の個人名で連絡が入るケースもあります。

ローンを組む機会は誰でもあるので、同僚に何の電話か聞かれたときに気にならなければ、事実を伝えましょう。

ローンを組んだと知られたくない人は、「口座を開設する」といった言い訳を用意しましょう。

審査の甘い銀行フリーローンはないので対策をして申し込む

銀行では審査を厳しく実施する傾向があり、審査の甘いフリーローンはありません。

金融庁は、銀行カードローンの業務運営の詳細な実態把握を進めるとともに、融資審査の厳格化等、業務運営の適正化をスピード感を持って推進するため、2017年9月以降、残高の多い先を中心とする12行を対象に検査を実施(残高全体の約6割をカバー)。

出典:銀行カードローンの実態調査結果│金融庁

カードローンの審査に関して、金融庁は融資審査の厳格化を推進すると述べています。

融資商品の1つであるフリーローンの審査も、厳格に実施されていると予想可能です。

フリーローンの審査に通らなければ、借り入れはできません。

申込前に以下の対策をして、審査に通る可能性を高めましょう。

  • 1件ずつ審査を受ける
  • 借入希望額を低くする
  • 申込情報は正確に記入する
  • 保証会社が2社以上あるフリーローンを選ぶ

複数の借入先に一度に申し込むと、審査に落ちるケースがあります。

借入希望額が低いほど、審査に通る可能性は高いです。

嘘を疑われないよう、申込情報は正確に記入する必要があります。

審査が不安な人は、保証会社が2社以上あるフリーローンを選びましょう。

多重申し込みにならないよう1件ずつ審査を受ける

フリーローンの審査に通るには、1件ずつ審査を受けましょう。

複数のフリーローンに同時申込みすると、多重申し込みとみなされます。

多重申し込みをすると、以下の理由で審査に通りません。

  • 借入総額が高くなる
  • お金に困っていると思われる

複数の借入先から借りると、借入総額が高くなります。

1社目 30万円
2社目 20万円
3社目 50万円
合計 100万円

自社で申し込みを受けて40万円まで貸せると判断して審査に通したのに、他社でも借り入れをすれば40万円以上の借入額になります。

同時に審査に通ると借入額の予想ができないため、審査に通しません。

次々に申し込むと、お金に困っている印象も与えます。

返済能力を疑問視される可能性もあるため、フリーローンに申し込むなら1社ずつ申し込みましょう。

借入希望額を低くすると審査通過の可能性が高まる

フリーローンの審査では、借入希望額を低くすると審査に通る可能性を高められます。

年収に対して低い割合の借入額を希望すれば、返済比率が低くなるためです。

年収300万円の人を例に、借入額別の返済比率を比較しました。

借入額 返済比率
120万円 40%
100万円 33%
80万円 27%
60万円 20%
40万円 13%

借入額が低くなるほど返済比率は下がり、余裕を持って返済できるとみなされやすいです。

出せるだけ自己資金を用意して、不足した金額だけ借りれば、返済比率を下げられます。

年収に対して購入したい物の金額が高いときは、ローンの金額が返済比率30%?35%におさまるよう自己資金を用意しましょう。

嘘を疑われないよう申込情報は正確に記入する

フリーローンの審査に申し込むなら、嘘を疑われないよう申込情報は正確に記入しましょう。

フリーローンは担保不要で借りられます。

担保とは返済が滞ったときに備えて差し出す、不動産や有価証券です。

一部のフリーローン商品は不動産を担保として融資もしていますが、商品を選べば担保なしで借り入れできます。

担保なしで借りられるのは、返済してくれるだろうという信用に基づいて融資するためです。

借り入れしたいために嘘をついたと判断されたら、信用を得られません。

嘘とは思われなくても、審査に必要な情報が揃わなければ審査が進められず、結果を出せないケースもあります。

分からない項目があるときは調べて、正確な内容を記入しましょう。

審査が不安なら保証会社の2社以上あるフリーローンを選ぶ

審査が不安な人は、保証会社の2社以上あるフリーローンを選びましょう。

保証会社が2社以上あるフリーローンは、以下の通りです。

フリーローン 保証会社
りそな銀行のフリーローン ・りそなカード株式会社
・オリックス・クレジット株式会社
・株式会社オリエントコーポレーション
関西みらい銀行フリーローン ・りそなカード株式会社
・オリックス・クレジット株式会社
・株式会社オリエントコーポレーション

保証会社とは、申込者の返済が滞ったときに、代わりに支払う役割を持つ会社です。

返済を立て替えた後は、申込者に対する督促も実施します。

保証会社は「利用者が滞納したときに返済を肩代わりできるか」に焦点を当て、審査を実施する仕組みです。

銀行が融資できると判断しても、保証会社の保証を得られなければ借り入れできません。

保証会社が複数あるフリーローンでは、1社でも保証を得られると保証会社の審査に通ったとみなされます。

保証会社によって審査の基準が違うため、審査が不安なら複数の保証会社のあるフリーローンに申し込みましょう。

フリーローンに申し込む流れと必要書類

フリーローンに申し込む流れは、以下の通りです。

  1. 対応している申込方法で申し込む
  2. 仮審査結果を聞く
  3. 本審査結果を聞く
  4. 契約手続きをする
  5. 借りたお金が振り込まれる

フリーローンを利用するなら、対応した方法で申し込みましょう。

申し込み手続きを済ませると、仮審査の結果が以下の方法で届きます。

  • メール
  • 電話
  • 郵送

記載内容や電話の内容を確認して、必要書類を提出すると本審査が実施されます。

本審査結果連絡がメールや電話で行われるのを待って、指定の方法で契約しましょう。

来店できない人は、Webまたは郵送で契約できる商品を選ぶ必要があります。

融資方法は口座振り込みです。

振り込まれたお金で、目的の商品やサービスを購入しましょう。

フリーローンの審査で提出を求められる書類

フリーローンの審査で提出を求められる書類は、以下の通りです。

必要書類 詳細
本人確認書類 ・運転免許証
・パスポート
・健康保険証
・マイナンバーカード
・住民基本台帳カード
・特別永住者証明書
・在留カード
収入証明書類 ・源泉徴収票
・所得証明書
・確定申告書
・給与明細書
・納税証明書
資金使途確認書類 ・請求書
・契約書
・注文書
・見積書
・パンフレット
・カタログ
支払済確認書類 ・納付済の振込受取書
・領収書

本人確認書類は、申込者を明確にするため必要です。

収入証明書類は、申込額によって不要のケースもあります。

フリーローンはお金の使い道を決めて申し込む商品で、資金使途証明書類も提出しなければいけません。

りそな銀行のフリーローンのように、資金使途証明書類の提出を求めないフリーローンもあります。

借りたお金を目的のために使ったかチェックするために、支払済確認書類の提出を求められる可能性も。

必要書類を揃えて、提出しましょう。

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