近隣のご開業医様へ:病診連携

2012年インスリン治療導入についてDAWN(Diabetes Attitudes, Wishes and Needs ) JAPANスタディが発表されました。

その中で「患者様への説明を補助するスタッフがいない」、「高齢の患者様の治療に懸念がある」、「患者様に注射の指導を行うのが難しい」ということが問題として挙げられました。どうしても必要になるまでインスリン治療を開始しない場合が多くみられますが、当センターの役目は、そのような障壁を除くことでもあると思います。従って、患者様がご自身の糖尿病の状態を理解していただくこと、そしてどのようにすれば合併症の予防とQOLの向上を目指すことができるかを患者様だけでなく、ご紹介していただいた先生方のお立場になって一緒に考えるのが私どもの使命と考えています。その一環として、糖尿病合併症ドック入院(※)を行う予定です。これは、5日間の短期の入院で連続糖濃度測定システム(CGM)による血糖評価、糖尿病細小血管障害(腎症、神経障害)や大血管障害を網羅的に評価し、患者様への説明だけでなく、ご紹介いただいた先生方に詳細な報告書をお送りします。

地域連携に関しましては、診療上理由がない限り、ご紹介いただきました先生方に患者様をお戻しすることを原則としています。しかし、治療に難渋する患者様には、当センターとの併診(例えば3ヶ月から半年に一度当センターを受診)により、ご紹介元の先生方とご一緒に糖尿病状態の把握や治療に共同であたります。

(※)糖尿病合併症ドック入院に際して:
5日分の服薬中の内服薬またはインスリン注射、血糖測定器をご持参ください。

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メドトロニックiPro®2
72時間連続して血糖測定ができる連続糖濃度測定システムを用いて、治療法の評価を行っています。