脳神経・脳卒中センター長ご挨拶

g010301g.jpg 脳卒中は、本邦においては死亡原因第3位、臓器別の死因第1位、寝たきりの原因第1位、さらに国民医療費の約10%を占める重大な疾患です。そして脳卒中は、診断・治療技術の進歩と、脳梗塞治療の特効薬であるtPAの認可(2005年10月)によって、従来までの”不治の病”から早期に適切な治療を行うことによって”治る病気”となってきました。
 

 東横病院脳神経・脳卒中センターでは、24時間365日態勢で脳卒中および脳卒中を疑う患者さまの救急医療を行います。救急当番医は脳卒中センター専用のホットライン(PHS)を常時携帯し、救急隊や近隣の先生方からの患者さまをできる限り早く受け入れます。
 

 当センターの大きな特徴は、脳卒中診療を担当する診療科名を、”脳卒中科”と標榜していることです。脳卒中科では全身疾患である脳卒中診療に特化して、救急医療や予防的医療から脳血管内治療までを幅広く担当します。頭を切らないカテーテルを用いた”脳血管内治療”という最先端の高度医療を、全国屈指のスタッフと機器によって提供します。
 

 そして当センターでは、脳卒中医・脳神経外科医・脳血管内治療医が垣根なく一つのチームを作っています。この医師のチームを支えるのが、脳神経・脳卒中センター及びStroke Care Unit(SCU)の看護師と、放射線技師、リハビリ療法士、医療ソーシャルワーカーなどの専門職です。これら多職種の専門家によるチーム医療が脳卒中センターの要です。
 

 このように先進的な取り組みをしつつ、地域の方々に信頼される医療機関として認めて頂けるように努力を怠らない所存ですので、よろしくお願い申し上げます。
 

脳神経・脳卒中センター長 植田 敏浩