消化器病センター長ご挨拶

g010101g2 聖マリアンナ医科大学東横病院の消化器病センターは最適、最良の治療を迅速に行うために消化器内科と消化器外科とが一体となり、消化器疾患の診療を行っています。当センターの特徴は2つ、内視鏡診療と腹腔鏡手術です。その道に精通した専門医師、経験豊富なスタッフを配置し、最先端の医療機器を備え低侵襲な診断と治療を提供して参ります。
 

 消化器内科では、内視鏡を軸に全消化管を対象に診療を行っています。最先端の内視鏡機器を導入し、高画質の内視鏡観察を行い、必要に応じて色素法、拡大、NBI、超音波内視鏡による観察を加えて正確な内視鏡診断に努めています。消化管がんは早期であれば内視鏡治療で完治するものが多く、詳細な内視鏡観察により、最適な内視鏡治療法を選択しています。大きくとも早期癌で内視鏡治療の適応と診断すれば、腫瘍を一塊に切除することの可能な粘膜下層剥離術で内視鏡治療を行っています。その他、「肝臓疾患」の専門外来を開設し、消化器全般に幅広く対応できる体制となっております。
 

 消化器外科では、胃がん、大腸がん、胆石症、鼠径ヘルニア、虫垂炎を対象に、ほぼ全症例に対して腹腔鏡下手術で外科治療を行っています。現在、「日本内視鏡外科学会技術認定医」が4名在籍し、安定した手術成績を収めており、早期退院・早期社会復帰を可能にしています。その他、痔疾患(いぼ痔、切れ痔など)も当センターの専門とする領域であります。多くの場合は、軟膏治療、排便習慣の改善、注射治療など切らずに治癒いたしますので、お気軽にご相談ください。また、神奈川県で唯一の肥満外科外来を開設していることも当センターの特徴であります。
 

 消化器がん治療(胃がん、大腸癌など)については、消化器内科医、消化器外科医、抗がん剤治療のスペシャリストである腫瘍内科医と密接な連携をとり、患者さまのライフスタイルにあったベストプラクティスを提案していきます。科学的エビデンスに基づいた診療ガイドラインを遵守しつつ、ひとりひとりの患者様に応じた診療を医師、薬剤師、看護師などによるチーム医療で実践していきます。
 

 当病院消化器病センターは、「がん治療」を中心とした専門性高い一面と地域に根ざした第一線の病院としての一面を併せ持っております。これからも皆さまに選んでいただけるよう、「地域医療連携」に力を入れ、24時間365日、スタッフ一丸となり皆様に信頼される安全・安心、最適な医療の提供をめざしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 

センター長 古畑 智久